先日アメリカ・キーンランド競馬場で開催された BCダートマイルに韓国馬事会が所有するニックスゴー(Knicks Go)が出走 しました。
韓国馬というとコリアカップで日本馬に大敗してレベルが低いイメージがありますが 昨年もこのレースに韓国馬が出走して3着に入ったりと海外のダート路線では活躍 を見せています。

他にもドバイのG1で3着とかもあります。限られた一部の馬だけになりますが、
ニックスゴーのこれまでの経歴
この馬は2017年のキーンランドイヤリングセールで 8万7,000ドル(約957万円)で、韓国馬事会によって購入 された馬です。
父 | ペインター(Paynter) |
母 | コスモズバディ(Kosmo’s Buddy) |
母父 | アウトフランカー(Outflanker) |
本馬は2歳時にはBCジュベナイルの前哨戦となるBCフューチュリティ(G1)を最低人気(単71.0倍)で勝利。
そして本番のBCジュベナイル(G1)でも2着に入る活躍を見せていました。
そこからは勝てないレースが続きましたが、今年の2月に行われた 条件戦を7馬身1/2差で快勝 。
次走はBCダートマイルと同コースの1,700m戦に出走して 2着に10馬身1/4差を付ける大楽勝(レコード) でBCマイルで1人気の評価を得ました。
BCダートマイルのレース映像
ほかにも速い馬はいましたが枠順を生かして先手を奪うと、最後まで後続を寄せ付けず 1分33秒85のトラックレコード で逃げ切り勝ち。
このレースに登録していた日本馬ピンシャン(補欠馬)は出走予定馬の取消がなかったためレースには出られませんでした。
これで2018年のBCフューチュリティ以来 G1・2勝目 となりました。通算成績は17戦5勝(5-3-1-8)。
今後は?
当初はこのレースを最後に韓国で種牡馬入りさせる予定でしたが、もう一戦することが発表されました。
どのレースを使うかはまだ発表されていませんが来年ならば ドバイのゴドルフィンマイル あたりを使うかもしれません。
そうなれば 日本馬との対戦もあるかもしれませんし、どのくらいの力の差があるのか見れるいい機会 になりそうです。
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