JRAは先日 女性騎手に対して短期免許の取得条件を変更することを発表 しました。
これによりフランスのCパコー騎手も来日することができるようになりました。
フランスの女性騎手といえばミカエル・ミシェル騎手が有名ですが、コラリー・パコー騎手も注目の若手女性騎手です。

成績を見るとMミシェル騎手よりも安定した成績を残しています。
プロフィール
名前 | コラリー・パコー |
英語表記 | Coralie Pacaut |
生年月日 | 1998 年 9 月 22 日(21歳) |
ツイッター | @CPacaut |
拠点 | フランス・ドーヴィル |
所属 | ジャン・クロード・ルジェ厩舎 |
成績はMミシェル騎手よりも上
Mミシェル騎手 | Cパコー騎手 | |
2018 | 72 勝 | 67 勝 |
2019 | 22 勝 | 71 勝 |
2020 | 16 勝 | 45 勝 |
騎乗数に差はありますが Cパコー騎手の方が毎年、安定した成績を残しています 。
2019年はフランスでの女性最多勝記録にせまる
あまり日本では話題になりませんでしたが、昨年はフランスでの年間女性最多勝記録にあと1勝までせまる 71 勝をあげました。
11月の時点で68勝をあげており記録更新は確実かと思われましたが、そこから2ヶ月はなかなか勝ち星をあげられず記録更新とはならず。
それでも女性騎手リーディングでは 1 位、男性も含めての仏リーディングでは 13 位に入る活躍をみせてくれました。
今年も好調を維持
今年は8月9日の時点23勝をあげ、仏リーディング25位につけています(女性騎手リーディングでは 4 位)。

ほかの女性騎手に比べて騎乗数が多いので、今年も女性騎手リーディングでは1位を獲れるかもしれません。
サウジカップでは藤田菜七子騎手の代わりに出場
今年のサウジカップ前日に開催された騎手招待競走【STC・インターナショナル・ジョッキーズ・チャレンジ】では藤田菜七子騎手が負傷したため、急きょ出場することとなりました。
結果的には4戦とも下位入線で獲得ポイントはゼロでしたが、異国の地での騎乗は良い経験になったと思います。
日本での騎乗はあるか?

Mミシェル騎手と仲が良く日本の話は聞いているとのことなので、コロナ騒動がおさまれば来日するかもしれません。
騎乗スタイルは 先行策から粘り込みを図るパターン が多いので、日本のレースも合うと思います。
コメント