今年の凱旋門賞で2着に入った In Swoop がジャパンカップに参戦すると「Equidia」が報じました。

(日本も含めて)入国できるかどうか分かりませんが ジャパンカップ → 香港というローテションを考えている みたいです。
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本当に日本に来るの?

どうせ、いつもみたいに登録だけじゃないの?
こう思う人がほとんどかもしれませんが、In Swoop を管理している グラファール調教師は2015年・2016年に Erupt をジャパンカップへ送り込んでいます 。
- 2015年 6着(6人気)
- 2016年 14着(10人気)
これを見ると、登録のみではなく実際に出走させてくる可能性は高いと思います。
インスウープは上位入線を果たせるか?
In Swoop が上位入線を果たせるとすれば重馬場~不良馬場になったときだけですね。
良馬場ではキビシイです。
良馬場でも走れてはいるが、、
不良馬場の凱旋門賞で2着に入ったことで「重馬場専用機」というイメージがついてしまいましたが 一応、良馬場でも走れます 。
勝った Mogul には突き放されましたが、ゴール直前で Gold Trip を交わして2着入線を果たしています。
走破タイムは「2分25秒40」くらいでしょうか。
最後の直線で外へ出すロスがなければ「2分24秒00」くらいで走っていたかもしれませんが 2分23秒前半のタイムで走れなければ東京の良馬場はキビシイ ですね。
全兄のイトウは日本で大敗
In Swoop の6歳上の 全兄は2015年のジャパンカップに参戦した Ito です。
レースは3番手を追走するも、直線入り口で後続勢に飲み込まれ結果は18着(最下位)でした。
いつものように逃げていたら結果は違っていたかもしれませんが、全兄は勝負になりませんでした。
デインドリームでもダメだった
凱旋門賞をレコード(2分24秒4)で勝ったドイツ血統の Danedream は、2011年にジャパンカップへ参戦しましたが6着に敗れています。

近年、来日した 外国馬の中では1番高速決着に対応できる馬 でしたが、それでも上位入線を果たせませんでした。
結論
全兄の Ito より能力は高いですが、2分23秒台で走れるような血統じゃないし 重馬場以上じゃないとキツイ 。

昨年と同じような馬場ならチャンス(3着以内)はあると思う。
通算成績

凱旋門賞以外の実績はどんな感じなの?
凱旋門賞以外の実績はよく分からない人が多いと思いますので、ここからは In Swoop の実績を紹介します。
安定感は抜群
出走回数 | 1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 |
5回 | 2 | 2 | 1 | 0 |
デビューは今年の5月15日のフランス・リヨン競馬場(重馬場・2,200m)、先行策から直線抜け出してデビュー勝ち。
2戦目はデビュー戦と同条件のグレフュール賞(G2・2,200m)で3着に入りました。
3戦目にはドイツダービーを勝っている
7月12日ドイツ・ハンブルク競馬場で行われたドイツダービー(G1・2,400m)は、19頭中7人気と中穴評価でした。
それでも最後の直線では馬場の真ん中を中団から突き抜け わずか3戦のキャリアでダービー制覇 。

まだ3歳馬と伸びしろはあるので、ジャパンカップではなく来年の凱旋門賞に期待したいと思います。
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