短期免許を取得する予定の騎手
騎手 | 期間 |
---|---|
Mミシェル | 2021年 |
Cデムーロ | 2021年 |
Dレーン | 2021年 |
Oマーフィー | 2021年 |
Lヒューイットソン | 2021年 |
Lサレス | 2021年 ? |
Rクアトロ | 2021年 ? |
Mミシェル騎手は入国制限が解除されれば春に南関で短期免許を取得する予定。
Oマーフィー騎手は薬物問題がどうなるかですね。
Lサレス騎手・Rクアトロ騎手は地方で短期免許を取得する予定でしたが、コロナの影響で来日できず。
そのうち来ると思いますが来年来るかはまだ分かりません。
(ちなみにLサレス騎手は将来JRAでの騎乗を希望している)。
短期免許を取得するための条件
日本で短期免許を取得するには条件をクリアしなければ申請することはできません。
その条件とは以下の4つ。
- 母国リーディングで上位に入る
- 指定外国競走を2勝以上する
- JRAのG1を2勝以上する
- 同一馬でG1を2勝以上する
母国リーディングで上位に入る
ドイツ | 1位のみ |
ニュージーラーンド | 1位のみ |
アイルランド | 1位~3位 |
オーストラリア | 1位~3位 |
香港 | 1位~3位 |
イギリス | 1位~5位 |
フランス | 1位~5位 |
北米 | 1位~5位 |
対象は過去2シーズンとなっています。
2020年にリーディング1位を取った騎手は2021年、2022年に来日することができます。
指定外国競走を2勝以上する
母国リーディングで上位に入れなくても指定外国競走を2勝以上すると短期免許を取得することができます。
ただし、こちらも過去2年が対象となっています。
JRAのG1を2勝以上する
JRAのG1も2勝すれば条件はクリアになりますが、近年この条件をクリアしたのはRムーア騎手、Dレーン騎手の2人。
- Rムーア騎手は2016年の天皇賞(秋)、2017年のチャンピオンズカップ。
- Dレーン騎手は昨年のヴィクトリアマイル、宝塚記念、有馬記念の3レース。
この条件も過去2年が対象ですが、1年で最大3ヶ月しか騎乗することができないので、この条件をクリアするのはなかなか難しいですね。
同一馬でG1を2勝以上する
この条件を過去にクリアしたのはMデムーロ騎手、Dレーン騎手の2人だけです。
Mデムーロ騎手はネオユニヴァースで皐月賞、日本ダービーを制して特例で菊花賞に騎乗。
Dレーン騎手はリスグラシューで宝塚記念、コックスプレートを勝利。
海外のレースも対象になりますが、コックスプレートは世界7位のG1と格の高いレース。
それに加えて海外発売対象レースということで、JRAが迅速に対応してくれたとのことです。
短期免許を取得できる期間
取得できる期間は一律ではありません。
- 新規申請者は1年で最大2ヶ月間
- 2回目以降は最大で3ヶ月取得することが可能
ただし3ヶ月取得するのにも条件がある
- 騎乗停止を処分を1回でも受けた場合は最大で2ヶ月間しか取得できない
- 制裁点が15点を超えた場合も同様に2ヶ月しか取得できません
違反を繰り返す騎手にはさらに厳しい処置がとられる
- 1年間の制裁点が30点を超えた場合
- 過去1年間に複数回の騎乗停止処分を受けた場合(馬の癖が原因と判断された場合は除く)
これらの場合はその時点で交付されている終了期間の翌日から1年間は短期免許を取得することができません 。
受け入れ可能な人数
同時期に受け入れることができる騎手の数は 5 人迄です。
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