先日、日本馬のディアドラ(武豊)をプリンスオブウェールズSに出走することが発表されました。

 

このレースはJRAで購入できる【海外馬券発売対象レース】にも指定されているので、馬券も購入できます

 

そこで、この記事ではプリンスオブウェールズSについてまとめました。

Prince of Wales's Stakesプリンス オブ ウェールズ ステークス

開催国 イギリス
開催日 6月19日(水)
施行競馬場 アスコット
距離 芝1,990m
G1
賞金総額 約1億875万円
出走条件 4歳上
斤量 牡・セ:57㎏ 牝:56㎏

このレースはロイヤルアスコット開催の二日目に開催される中距離G1です。

ロイヤルアスコットとは

イギリス王室が主催する競馬フェスティバルのことで、毎年6月に5日間に渡って計30レースが開催されています。

 

このレースのあとはキングジョージⅥ世&クイーンエリザベスSエクリプスSといった中距離G1レースに向かっていく馬が多く、そのステップレースとして重要な一戦となります。

 

近年は少頭数になりがちで荒れることは少ない

近年は10頭以下の少頭数で開催されることが多いので、高配当が期待できるレースではありません。

開催年 人気
2014年 (8頭立て) 2人気→3人気タイ→1人気
2015年 (9頭立て) 1人気→2人気→5人気タイ
2016年 (6頭立て) 6人気→2人気→4人気タイ
2017年 (8頭立て) 2人気→5人気→3人気
2018年 (7頭立て) 2人気→1人気→4人気

    荒れたのは重馬場で開催された2016年のみで、この時の3連単は462.3倍でした。

     

    残りの4回は3連単でも100倍を超えることはなく、穴党にはあまりオススメできないレースです

     

    日本馬が出走したことはあるの?

    日本馬は過去に2頭が出走しています。

    開催年 馬名
    2015年 スピルバーグ
    2016年 エイシンヒカリ
    結果はふるわず2頭とも6着に敗れています。

     

    エイシンヒカリは前走イスパーン賞(G 1)を10馬身差で勝利しての参戦。

    このレースでは1.61倍と圧倒的な1人気支持されていましたが、最下位に敗れてしまいました

    ※オッズはRACE BETSのもの。

     

    スピルバーグは中団から脚を伸ばすも前をとらえきれず、なだれ込むような形でゴール。騎乗したCスミヨン騎手によると「敗因は馬場の堅さ」かもしれないということです。

     

    レースが開催されるアスコット競馬場はどんなコースなの?

    Embed from Getty Images

    とにかくタフなコースになっており日本馬にとっては馬場よりも、このコースをどう攻略するかがカギになりそうです。

    コース形体 おむすび型の右回り
    1周 2,800m
    高低差
    約22m
    直線 約500m

    2,000mのレースは以下のとおり

    引用:アスコット競馬場の紹介

    まずスタートしてから約400mは下り坂を走り、おむすび型の頂点に向かっていきます。この時に勢いがつきすぎると折り合いを欠いて自滅します。

     

    おむすび型の頂点がこのコースの最も低い位置になっており、そこから最も高いゴール地点へ向かっていきます。

     

    頂点からはゴール手前200mあたりまで上り坂になっており、世界でもトップクラスの起伏の激しいタフなコースになっています

     

    勝ちタイムは良なら2分2秒台〜5秒台、重なら2分10秒前後。

     

    アスコット競馬場で勝ったことある日本馬はいるの?

    日本馬のアスコット競馬場での成績は12戦(0-1-1-10)、3着以内に入ったのも2頭だけです

     

    その2頭は2000年のアグネスワールド(2着)、2006年のハーツクライ(3着)。

     

    高低差22mは中山競馬場の約4倍ほどあり、日本馬にとっては厳しいコースになっています。

     

    賞金

    賞金総額:約1億875万円
    着順 賞金
    1着 約6,170万円
    2着 約2,340万円
    3着 約1,170万円
    4着 約583万円
    5着 約292万円
    6着 約147万円

    1£=145円で計算しています。

    イギリス王室主催のG1と聞くとスゴイ金額が出そうなイメージがありますが、1着賞金は6,000万円程度です

     

    日本馬が出走した場合は遠征費などを考えると、1着にならないと厳しいかもしれません。

     

    Bookmaker Oddsブックメーカー オッズ

    オッズは提示されていますが、まだ出走するかはどうかは分かりません。
    馬名 オッズ
    Sea Of Classシー オブ クラス 4.0倍
    Ghaiyyathガイヤース 4.5倍
    Magicalマジカル 5.0倍
    Kew Gardensキュー ガーデンズ 6.0倍
    Masarマサー 6.5倍
    Old Persianオールド ペルシアン 7.0倍
    Young Rascalヤング ラスカル 11.0倍
    Lah Ti Darラー ティ ダー 13.0倍
    Coronetコロネット 13.0倍
    Wissahickonウィサヒコン 15.0倍
    Emotionlessエモーションレス 15.0倍
    Defoeデフォー 17.0倍
    Capriカプリ 17.0倍
    Barney Royバーニー ロイ 21.0倍
    I Can Flyアイ キャン フライ 26.0倍
    Thundering Blueサンダリング ブルー 34.0倍
    Salouenサルウィン 34.0倍
    Elarqamイラーカム 34.0倍

    ※オッズはbet365のもの。

    出走を表明したディアドラのオッズはまだ提示されていませんでした。

     

    他の外国馬はまだ本当に出走するか分からないので、単勝10倍以下の上位6頭のみを紹介します。

     

    Sea Of Classシー オブ クラス

    Embed from Getty Images

    昨年の凱旋門賞で2着に入る実績を持っており、出走予定メンバーの中では最上位の力を持っています。

    ただし当初は5月中旬のミドルトンSで復帰する予定でしたが、体調不良により回避。

    血液検査の結果が優れなかったらしく、1週間程度安ませるとのこと。

     

    このあとは直行するのか、あるいはどこかで一度使うのかはまだ分かりません。

     

    ちなみに重馬場だった場合は出走を回避する可能性が高くなります。

     

    Ghaiyyathガイヤース

    Embed from Getty Images

    2走前のダンクール賞(G2)では逃げて4コーナー入り口では、後続を7.8馬身ちかく離す展開に。

     

    直線でもその差は縮まることはなく、残り100m付近で完全に流した状態のところで後続が差を詰めるも、2着馬に1馬身半の差をつける勝利。

    このレース後にブックメーカーで発売されている凱旋門賞の前売りオッズは4人気まで急浮上しました

    その勝ちっぷりの良さと通算5戦(4-0-1-0)と全く底を見せていないことからも、次走のガネー賞(G1)では圧倒的な1人気を支持されての出走。

     

    しかし、そのガネー賞では先手を奪うも直線であっさりとヴァルトガイストに交わされると、スタディオブマンにも競り負け3着。

    本当に強いのかどうかの判断が非常に難しい馬です。

     

    Magicalマジカル

    昨年、アスコット競馬場で開催された英チャンピオンズフィリーズ&メアズステークスを勝利し、待望のG1初制覇。

     

    次走のBCターフ(G1)で最後までエネイブルに食い下がる走りを見せており、着実に力を付けている印象を受けます。

     

    今年の初戦は約5ヶ月後の休み明け、牡馬混合G3のアレジッドS(芝2,000m)。

     

    G1勝ちの実績を持つ牡馬が相手でしたが、直線楽な手ごたえで並びかけると、追い出されてからはあっという間に突き放し4馬身半差で勝利

    強いの一言、完全に本格化した感じですね。

     

    Kew Gardensキュー ガーデンズ

    昨年の凱旋門賞7着以降は一度もレースにでておらず、情報もでてこないので出走するか分かりません。

     

    一応、実績を紹介すると昨年のロイヤルアスコット開催のクイーンズヴァーズ(芝2,800m)を4馬身1/2差で勝利。

    レース後に管理するAオブライオン調教師からは「彼はステイヤーだと思っていた」とのコメントが出ています。

     

    このあとに2,400mのG1パリ大賞を勝ってはいますが、2,000mはちょっと微妙かも

    Embed from Getty Images
    Aオブライエン「彼はステイヤー」

    Masarマサー

    マサーはおそらくこのレースには出走しません。

    昨年の英ダービーを制した直後に故障。そこから一度も使われていませんが、ロイヤルアスコットで復帰するプランが発表されています。

     

    ただし最終日のハードウィックS(G2)のほうを目標にしており、こちらは回避する可能性が高いです

     

    Old Persianオールド ペルシアン

    Embed from Getty Images

    今年のドバイシーマクラシック(G1)を制した馬なので、覚えている人も多いはず。順調にいけば、このレースに使うことはほぼ確定しています。

     

    ロイヤルアスコット開催に出走するのは二度目で、昨年は3歳限定のキングエドワードⅦ世S(G2)を勝っています。

    直線入り口を2頭並んだ状態で入ってくると、直線半ばで先頭に立ち最後まで後続を寄せ付けず勝利。

    平坦コースのドバイ以外での実績もあり、手強い一頭になりそうです。

    上位人気馬についてはこんな感じですね。出走馬が確定したら改めて更新します。
    おすすめの記事