今年も波乱の決着か?凱旋門賞当日は雨【重馬場】で浮上する馬は?

凱旋門賞まであと一週間となりましたが、今年のパリも例年通り雨の多い天気となっています。

9月28日~10月4日までの天気予報では曇り、または雨で晴れる日は一日もありません。

weather.comから抜粋

どれくらい降るかは分かりませんが もしかしたら昨年同様に重馬場での開催 になるかもしれないですね。

そこで今年の出走予定馬の重馬場適性を一覧にまとめたので、参考にしてみてください。

重馬場適性の一覧表

適性馬名
イギリス テレキャスター
イギリス ストラディバリウス
フランス ソットサス
イギリス エネイブル
 ジャパン
フランス ラービア
 ラブ
イギリス サーペンタイン
フランス ペルシアンキング
 ディアドラ
9月27日現在、出走が確定しているメンバーのみ記載

テレキャスター

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出走メンバーの中で もっとも重馬場適性が高いのはニューアプローチ産駒の4歳牡馬、テレキャスター

管理しているのはHモリソン調教師。

3歳時には2歳王者のトゥーダーンホットを破って、英ダービーでは3人気の評価を得るほどの馬でした(結果は最下位でしたが)。

前走、不良馬場のドーヴィル大賞を圧勝

最後の直線、昨年の凱旋門賞6着馬ソフトライトが追い込んで来るも、これを全く寄せ付けず6馬身半差で勝利。

パリ・ロンシャンでの実績もある

今年の6月にパリ・ロンシャン競馬場で行われたのラクープ賞(稍重・G3・2,000m)も楽勝しておりコース適性も問題ありません。

昨年の凱旋門賞では1勝馬ながら 重馬場適性の高かったソフトライトが6着

ソフトライトの能力で6着に来られるなら テレキャスターの実力をもってすれば3着以内に入ることも十分可能 でしょう。

ストラディバリウス

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ストラディバリウスは昨年、稍重で開催された「英チャンピオンズロングディスタンスC」で2着に敗れています。

このときゴスデン調教師は「馬場が柔らかすぎた。こういう馬場は合わない」と答えています。

さらにオーナーも「結果は残念だったが、今回は 馬場が合わなかった だけ」とコメント。

しかし重馬場の英ゴールドCは圧勝

6月のロイヤルアスコット開催の英ゴールドC(重・G1・3,990m)では重馬場を全く苦にせず10馬身差で勝っています。

このレース後にゴスデン調教師が 凱旋門賞への挑戦する可能性があることを示唆 しました。

ゴスデン調教師「この走りなら秋の凱旋門賞の馬場も大丈夫」

昨年は重馬場はダメとの発言もありましたが、こういう発言が出るということは 馬場が悪くても対応できるだろう という判断をしたということですね。

ソットサス

ソットサスはデビュー戦で4着に敗れるも2戦目(重馬場・1,600m戦)を大外から突き抜け3馬身差で勝っています。

その後も重馬場のリステッドでは後続を6馬身半、突き放すなど重馬場でのレースで好走しています。

シュレンヌ賞は3番手から抜け出し圧勝
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昨年の凱旋門賞でも3着に入っているので、重馬場は大歓迎です。

良馬場でもOK

昨年、良馬場で行われた 仏ダービーをコースレコードで勝っている ようにスピード決着に対応できる力もあるので、この馬にかんしては馬場の影響はほとんどありません。

ただ良馬場だとソットサスよりも良い脚が使える馬がほかにもいるので 雨が降ってくれたほうが上位に入れる可能性が高く なります。

エネイブル

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エネイブルは昨年の凱旋門賞で2着に敗れた以外は 稍重以上のレースで5戦全勝 です。

ただ昨年の凱旋門賞の 敗因の一つとして重馬場 だったことを挙げています。

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能力の高さでカバーしているだけであって、馬場が悪化すればするほど能力を発揮する馬ではありません。

不良馬場までいったらちょっと危険な感じもしますが、そこまでは降らなさそうですしね。

理想は稍重ですが、重でも気にする必要はないと思います。

ジャパン

ジャパンはデビュー2戦目(1,400m)に不良馬場のレースを走っています。

残り100mを切った時点でようやくエンジンがかかり、一気に前をとらえて初勝利を挙げました。

残り200mではなかなか前とは差が縮まりませんでしたが、、

最後はキッチリ差し切りました。

その後、稍重のパリ大賞(G1・2,400m)も差し切り勝ち、重馬場の凱旋門賞でも4着に入っているように 馬場が悪くても問題ありません

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ジャパンの場合、近走は全く結果が出ていないので気にするのは 馬場よりもどこまで状態が戻っているか ですね。

ラービア

日本の競馬ファンにはあまりなじみのない馬かもしれませんが、凱旋門賞の前売りでは 上位人気の評価を得ている 3歳牝馬です。

重馬場の経験はなく稍重のレースを2回走っています。

  • セーヌ賞  1着
  • 仏オークス 4着

セーヌ賞では2番手追走から直線で抜け出し4馬身差で勝利。

稍重でも切れ味が鈍ることなく強い競馬でした。

仏オークスは4着に敗れるも僅差

仏オークスも先行策から最後のゴール前まで粘りましたが4着に敗れました。

とはいえ、追い込み馬で先着を許したのは愛1000ギニーの勝ち馬で、その後メイトロンS(G1)でも2着に入る実力馬ピースフルだけです。

稍重でのレース内容は悪くないですし、これなら 重馬場でもそこまでパフォーマンスを落とさず走れる と思います。

ラブ

今年は3戦3勝でいずれも後続をぶっちぎって勝ってきていますが 3戦とも良馬場 です。

これまでに重馬場経験はありませんが、稍重までなら走ったことがあります、 成績は3戦(0-1-1-1) です。

稍重では勝てていなく、アイルランドで行われたデビュタントSでは伸びを欠き5着に敗れています。

デビュタントS

このレースは2番手からの競馬でしたが、追いだしてからも全く伸びず5着に敗れました。

もうちょっと距離があったら後続の馬にも差されていましたね。

稍重のフィリーズマイルも3着に敗れる

デビュタントSの次走モイグレアスタッドS(良馬場)は3/4差で勝利しましたが、次のフィリーズマイルではまたして伸びきれず3着。

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上がってくるときの手ごたえは良いんですけど、追い出してからがさっぱりですね。

ここから休養、翌年から快進撃が始まる

  • 4馬身1/4差 英1000ギニー
  • 9馬身差   英オークス
  • 5馬身差   ヨークシャーオークス

この強さが良馬場だからなのか?それとも年を越して順調に成長したからなのかは分かりません。

ただ成長したからといって(重馬場が苦手 ⇒ 重馬場でも走れるようになる)というのはちょっと違うと思うので、当日の馬場がどこまで悪化するかチェックしてから買うか決めたいですね。

サーペンタイン

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今年の英ダービーを逃げきった馬です。

デビュー戦で重馬場のレースを走っていますが、先頭から16馬身差の10着に敗れています。

この一回しか走っていないうえにレース映像も見れないので、適性に関してはよくわかりません(もしかしたら大きく出遅れただけかもしれないので)。

ただし初勝利は良馬場の2,000m戦

初勝利はデビュー3戦目のアイルランド・カラ競馬場で行われた2,000m戦(良馬場)。

先手を奪うと最後は後続を大きく引き離し9馬身差の勝利。

英ダービーも良馬場での開催

大逃げをうちそのまま逃げ切った英ダービーも良馬場でのもの。この結果を見ると 重馬場より良馬場で力を発揮するタイプ なのかなと思います。

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この馬の場合は 馬場よりもハナを切れるかどうかがポイント ですね。逃げれたとしてもメンバーが強力すぎてペースメーカー扱いされそうですが、、

ペルシアンキング

これまで稍重のレースは3戦(2-1-0-0)、重馬場は2回走って(1-0-0-1)。

これだけ見ると重馬場は問題ないように見えますが、ペルシアンキングはマイラーなので 体力を削られる重馬場は合いません

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仏ダービー(2,100m)では2着に入りましたが、管理するファーブル調教師は「最後はバテテしまった」とコメントしており、レース前には「おそらく距離はもたないだろう」という思いもあったことを明かしています。

重馬場のG1を勝ったことがあるが、、

3歳時には重馬場で行われた仏2000ギニーを制した実績を持っていますが、2走前の 重馬場で行われたジャックルマロワ賞では伸びを欠き4着 に敗れています。

その後のムーランドロンシャン賞(良馬場)での走りを見ると、マイル戦だったとしても良馬場でないとダメっぽいですね。

ディアドラ

ディアドラは昨年、重馬場の英チャンピオンSで3着に入っています。

ただしマーフィー騎手は海外メディアのインタビューで「パリ・ロンシャンの馬場は合わないと思う。ディアドラには堅い馬場が合う」と答えています。

ディアドラにとって2,400mはちょっと長いですし、雨が降った場合は厳しいレースになりそうです。

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おそらくは年内で引退だと思いますので、とにかく無事に回ってきてほしいですね。

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この記事を書いた人

海外競馬の情報・出来事を書いています。現役馬ではDarain、Qous、Satono Japan、Moshimoshi、Battleground、Domino Darlingに注目、(そのうち)馬を買います。

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